今迄(いままで)は何(なに)を言(ゆ)うても人間(にんげん)の 心(こころ)のように思(おも)ていたれど 1
此(この)度(たび)は何(なに)を言(ゆ)うても人間(にんげん)の 心(こころ)有(あ)るとは更(さら)に思(おも)うな 2
何(ど)のような事(こと)でも確(しか)と聞(き)いてくれ 人間(にんげん)心(こころ)更(さら)に混(ま)ぜんで 3
月日(つきひ)より何(ど)のような事(こと)も確(しっか)りと 言(ゆ)い掛(か)けるでな此(これ)聞(き)いてくれ 4
月日(つきひ)より社(やしろ)となるを二人(ふたり)共(とも) 別間(べつま)隔(へだ)てて置(お)いて貰(もろ)たら 5
何(なに)言(ゆ)うも其(それ)より確(しか)と請(う)け合(よ)うて 救(たす)けするぞや確(しか)と見(み)て居(い)よ 6
此(この)先(さき)は何(ど)のような救(たす)けするのもな 皆(みな)請(う)け合(よ)うの元(もと)であるから 7
何(ど)のような事(こと)を言(ゆ)うても消(け)さんよう 確(たし)か聞(き)きすみ承知(しょうち)してくれ 8
此(この)先(さき)はどんな難(むずか)しい病(やまい)でも 皆(みな)請(う)け合(よ)うて救(たす)けするぞ哉(や) 9
人間(にんげん)に病(やまい)と言(ゆ)うて無(な)いけれど 此(この)世(よ)初(はじ)まり知(し)りた者(もの)無(な)し 10
此(この)事(こと)を知(し)らしたいから段々(だんだん)と 修理(しゅうり)や肥(こえ)に医者(いしゃ)薬(くすり)を 11
此(これ)からは何(なに)か万(よろず)を皆(みな)説(と)くで どんな事(こと)でも確(しか)と聞(き)く也(なり) 12
此(これ)迄(まで)も大抵(たいてえ)話(はなし)も説(と)いたれど 未(ま)だ言(ゆ)うて無(な)い真実(しんじつ)の事(こと) 13
今日(きょう)からは何(ど)のような事(こと)を言(ゆ)うやらな 月日(つきひ)の心(こころ)真(まこと)急(せ)き込(こ)み 14
日々(にちにち)に何(なに)急(せ)き込(こ)むと言(ゆ)うならば 月日(つきひ)飛(と)び出(で)る模様(もよう)ばかりを 15
此(この)話(はなし)確(しっか)り聞(き)いて承知(しょうち)せよ どんな事(こと)をばするや知(し)れんで 16
此(この)先(さき)の道(みち)の様態(ようだい)確(しっか)りと 聞(き)き分(わ)けてくれ月日(つきひ)頼(たの)み哉(や) 17
月日(つきひ)より飛(と)び出(で)た事(こと)を聞(き)いたなら 甘露台(かんろうだい)を早(はや)く出(だ)すよう 18
甘露台(かんろだい)据(す)える処(ところ)を確(しっか)りと ぢばの処(ところ)を心(こころ)積(づも)りを 19
此(これ)さいか確(たし)か定(さだ)めて置(お)いたなら どんな事(こと)でも危(あぶ)なきは無(な)い 20
月日(つきひ)より飛(と)び出(で)る処(ところ)一寸(ちょと)話(はなし) 高(たか)い処(ところ)や遠(とお)い処(ところ)い 21
其(その)話(はなし)聞(き)いたるならば一列(いちれつ)は 何(なに)と月日(つきひ)は偉(えら)い者(もの)やと 22
世界中(せかいじゅう)皆(みな)段々(だんだん)と言(ゆ)うであろ 其(その)日(ひ)来(き)たれば胸(むね)が晴(は)れるで 23
今迄(いままで)は三十八(さんじゅうはち)年(ねん)以前(いぜん)から 胸(むね)の残念(ざんねん)真(まこと)気(き)の毒(どく) 24
此(この)度(たび)は何(ど)のような事(こと)も確(しっか)りと 皆(みな)一列(いちれつ)に知(し)らす事(こと)也(なり) 25
知(し)らするも何(なに)知(し)らすると思(おも)うかな 元(もと)なる親(おや)を確(たし)か知(し)らする 26
此(この)ような事(こと)を言(ゆ)い掛(か)け知(し)らするも 何(なん)の事(こと)やら誰(だれ)も知(し)ろまい 27
此(この)世(よう)を一列(いちれつ)なるに真実(しんじつ)を 救(たす)けたいから知(し)らし掛(か)けるで 28
今迄(いままで)に無(な)い救(たす)けをばするからは 元(もと)を知(し)らさん事(こと)においては 29
今迄(いままで)も知(し)らぬ事(こと)をば教(おし)えるは 元(もと)なる親(おや)を確(たし)か知(し)らする 30
元(もと)なるの親(おや)を確(たし)かに知(し)りたなら どんな事(こと)でも皆(みな)引(ひ)き受(う)ける 31
此(この)話(はなし)誰(だれ)が言(ゆ)うとは思(おも)うなよ 月日(つきひ)の心(こころ)ばかりなるぞ哉(や) 32
万代(よろづよ)の世界(せかい)一列(いちれつ)見(みわた)渡(わた)せよ 病(やまい)と言(ゆ)うも色々(いろいろ)に有(あ)る 33
此(この)度(たび)はどんな難(むずか)しい病(やまい)でも 請(う)け合(よ)て救(たす)け家伝(かでん)教(おし)える 34
此(これ)からは確(たし)かに薬味(やくみ)言(ゆ)て聞(き)かす 何(なに)を言(ゆ)うても承知(しょうち)してくれ 35
此(この)度(たび)の悩(なや)む処(ところ)は辛(つら)かろう 後(あと)の処(ところ)の楽(たの)しみを見(み)よ 36
先(さき)よりに精一杯(せえいっぱい)に断(こと)わりが 言(ゆ)うてあるぞや思案(しあん)してみよ 37
何(ど)のような事(こと)をするにも先(さき)いより 断(こと)わりた上(うえ)掛(か)かる仕(し)事(こと)哉(や) 38
此(この)話(はなし)如何(どう)言(ゆ)う事(こと)に思(おも)うかな 月日自由(つきひじゅうよ)知(し)らしたい故(ゆえ) 39
真実(しんじつ)に此(この)一条(いちじょう)を早々(はやばや)と 月日(つきひ)の心(こころ)急(せ)えていれども 40
側(そば)なるに如何(いか)程(ほど)月日(つきひ)頼(たの)んでも 聞(き)き分(わ)けが無(な)い何(なん)と残念(ざんねん) 41
何(ど)のような事(こと)を言(ゆ)うても今(いま)の事(こと) 何(なに)を言(ゆ)うとは更(さら)に思(おも)うな 42
段々(だんだん)と何(なに)の話(はなし)をするにもな 先(さき)なる事(こと)をばかり言(ゆ)て置(お)く 43
此(これ)からは何(なに)の話(はなし)をするならば 甘露台(かんろうだい)の話(はなし)一条(いちじょう) 44
今(いま)なるの甘露台(かんろだい)と言(ゆ)うのはな 一寸(ちょっと)の雛型(しながた)迄(まで)の事(こと)やで 45
此(これ)からは段々(だんだん)確(しか)と言(ゆ)て聞(き)かす 甘露台(かんろうだい)の模様(もよう)ばかりを 46
此(この)台(だい)を少(すこ)し彫(ほ)り込(こ)み差(さ)し渡(わた)し 三尺(さんじゃく)にして六角(ろっかく)にせよ 47
今迄(いままで)に色々(いろいろ)話(はなし)説(と)いたるは 此(この)台(だい)据(す)える模様(もよう)ばかりで 48
此(これ)さいか確(しっか)り据(す)えて置(お)いたなら 何(なに)も怖(こわ)みも危(あぶ)なきも無(な)い 49
月日(つきひ)より指図(さしず)ばかりでした事(こと)を 此(これ)止(と)めたなら我身(わがみ)止(と)まるで 50
此(これ)を見(み)て誠(まこと)真実(しんじつ)結構(けっこう)と 此(これ)は月日(つきひ)の教(おし)えなるかよ 51
此(この)台(だい)が出(で)来(け)立(た)ち次第(しだい)勤(つと)めする どんな事(こと)でも叶(かな)わんで無(な)し 52
此(この)台(だい)も何時(いつ)どうせえと言(ゆ)わんでな 出(で)来(け)立(た)ちたなら勤(つと)めするぞ哉(や) 53
此(これ)さいか勤(つと)めに掛(か)かり出(で)たならば 何(なに)叶(かな)わんと言(ゆ)うで無(な)いぞ哉(や) 54
此(これ)を見(み)よ確(たし)かに月日(つきひ)食物(じきもつ)の 与(あた)え確(しっか)り確(たし)か渡(わた)する 55
何(ど)のような事(こと)でも確(たし)か真実(しんじつ)の 証拠(しょうこ)無(な)けねば危(あぶ)うきい事(こと) 56
此(これ)からは何(ど)のような事(こと)も段々(だんだん)と 細(こま)かしく説(と)く此(これ)背(そむ)くなよ 57
此(この)話(はなし)何(なに)を言(ゆ)うやと思(おも)うなよ 甘露台(かんろうだい)の模様(もよう)一条(いちじょう) 58
此(この)台(だい)も段々(だんだん)々(だん)と積(つ)み上(あ)げて 又(また)其(その)上(うえ)は二尺(にしゃく)四寸(しすん)に 59
其(その)上(うえ)へ平(ひら)鉢(ばち)載(の)せて置(お)いたなら 其(それ)より確(たし)か食物(じきもつ)をやろ 60
食物(じきもつ)を誰(だれ)に与(あた)える事(こと)ならば 此(この)世(よ)初(はじ)めた親(おや)に渡(わた)する 61
天(てん)よりに与(あた)えを貰(もら)う其(そ)の親(おや)の 心(こころ)を誰(だれ)か知(し)りた者(もの)無(な)し 62
月日(つきひ)より確(たし)かに心(こころ)見(み)定(さだ)めて 其(それ)より渡(わた)す食物(じきもつ)の事(こと) 63
月日(つきひ)には此(これ)を渡(わた)して置(お)いたなら 後(あと)は親(おや)より心(こころ)次第(しだい)に 64