十二月廿七日より
今日(きょう)からは世界(せかい)を月日(つきひ)見(み)定(さだ)めて 胸(むね)の掃除(そうじ)に掛(か)かる事(こと)也(なり) 1
此(この)掃除(そうじ)内(うち)も世界(せかい)も隔(へだ)て無(な)い 銘々(めえめえ)の心(こころ)皆(みな)現(あらわ)すで 2
三月十四日より
今迄(いままで)は神(かみ)の残念(ざんねん)山(やま)々(やま)と 胸(むね)に埃(ほこり)が積(つ)もりあれども 3
情(なさ)けない日柄(ひがら)もちいと来(き)たらんで 何(ど)のような事(こと)も言(ゆ)うに言(ゆ)われん 4
此(この)度(たび)は月日(つきひ)真実(しんじつ)見兼(みか)ねるで 何(ど)のような事(こと)も皆(みな)現(あらわ)すで 5
今日(きょう)の日(ひ)は如何(いか)程(ほど)我身(わがみ)蔓延(はびか)りて 儘(まま)にしたとて月日(つきひ)退(しりぞ)く 6
四月四日より
此(この)話(はなし)何(なに)の事(こと)をば言(ゆ)うならば 日本(にほん)も唐(から)も天(てん)竺(じく)の事(こと) 7
此(これ)からは世界中(せかいじゅう)を一列(いちれつ)に 月日(つきひ)掃除(そうじ)をするで承知(しょうち)せ 8
此(これ)迄(まで)も精一杯(せえいっぱい)に断(こと)わりを 月日(つきひ)段々(だんだん)言(ゆ)うてあれども 9
口(くち)先(さき)で言(ゆ)うたる迄(まで)は誰(だれ)にても 確(たし)か承知(しょうち)をする者(もの)は無(な)い 10
五日
今迄(いままで)も月日(つきひ)の心(こころ)段々(だんだん)と 精一杯(せえいっぱい)に盡(つく)しいれども 11
世界(せかい)には誰(だれ)か知(し)りたる者(もの)は無(な)し どうむ(も)此(この)度(たび)月日(つきひ)是非(ぜひ)無(な)い 12
其(それ)故(ゆえ)に世界中(せかいじゅう)を何処(どこ)迄(まで)も 断(こと)わりて置(お)く月日(つきひ)退(しりぞ)く 13
十二日
今日(きょう)の日(ひ)は何(なに)の話(はなし)をするならば 用木(ようぎ)の初(はじ)め事(こと)ばかり言(ゆ)う 14
用木(ようぎ)でも人(にん)は誰(だれ)とも言(ゆ)わねども 元(もと)は一本(いっぽん)枝(えだ)は八(はち)本(ほん) 15
此(この)木(きい)を早(はや)く接(つ)ぎたい急(せ)き込(こ)みで 月日(つきひ)の胸(むね)がつかえ切(き)る也(なり) 16
此(この)木(きい)も一(ひと)枝(えだ)確(しか)と接(つ)いだなら 後(あと)なるは皆(みな)早(はや)く定(さだ)まる 17
何(なに)も彼(か)も月日(つきひ)言(ゆ)う事(こと)確(しか)と聞(き)け 心(こころ)に定(さだ)め付(つ)けた事(こと)なら 18
其(それ)よりも身(み)の内(うち)悩(なや)み更(さら)に無(な)し 段々(だんだん)心(こころ)勇(いさ)むばかり哉(や) 19
其(それ)知(し)らず皆(みな)の心(こころ)は誰(だれ)にても 世界(せかい)並(なみ)なる事(こと)ばかり言(ゆ)う 20
此(この)処(ところ)世界(せかい)並(なみ)とは思(おも)うなよ 月日(つきひ)の心(こころ)ばかりなるぞ哉(や) 21
十四日
今日(こんにち)の月日(つきひ)の心(こころ)残念(ざんねん)は 容易(よい)なる事(こと)で無(な)いと思(おも)えよ 22
人間(にんげん)は浅(あざ)ない者(もの)であるからに 月日(つきひ)する事(こと)知(し)りた者(もの)無(な)し 23
月日(つきひ)には何(なに)か万(よろず)を段々(だんだん)と 断(こと)わりてある此(これ)が承知(しょうち)か 24
今迄(いままで)も何(なに)か月日(つきひ)の残念(ざんねん)を 大抵(たいてい)口説(くど)き詰(つ)めてあれども 25
世界(せかい)には誰(だれ)か知(し)りたる者(もの)は無(な)し 月日(つきひ)の心(こころ)残念(ざんねん)を見(み)よ 26
此(この)度(たび)は断(こと)わりた上(うえ)まだ口説(くど)き 其(その)上(うえ)なるの断(こと)わりである 27
如何(いか)程(ほど)に口説(くど)き断(こと)わり言(ゆ)うたとて 誰(だれ)か聞(き)き分(わ)けする者(もの)は無(な)い 28
其(それ)故(ゆえ)に段々(だんだん)日柄(ひがら)経(た)つけれど 何時(いつ)か此(これ)やと分(わ)かる芽(め)は無(な)し 29
今日(きょう)の日(ひ)はもう節(せえつう)が来(き)たるから 月日(つきひ)出(で)掛(か)ける皆(みな)承知(しょうち)せよ 30
此(この)先(さき)の道(みち)のすがらを言(ゆ)て聞(き)かす 如何(いか)な事(こと)をば言(ゆ)うや知(し)ろまい 31
日々(にちにち)に何(なに)を言(ゆ)うても其(その)儘(まま)に 見(み)えて来(く)るのが此(これ)は不思議(ふしぎ)哉(や) 32
何(ど)のような事(こと)を言(ゆ)うやら知(し)れんでな 其処(そこ)で何(なん)でも断(こと)わりばかり 33
断(こと)わりも一寸(ちょっと)の事(こと)では無(な)い程(ほど)に 如何(いか)な事(こと)をが見(み)えて来(く)るやら 34
何(ど)のような事(こと)が見(み)えるや知(し)れんでな 真(まこと)気(き)の毒(どく)思(おも)ていれども 35
何時(なんどき)に見(み)える事(こと)やら此(これ)知(し)れん 月日(つきひ)の心(こころ)積(つ)み切(き)りてある 36
此(こら)程(ほど)に月日(つきひ)の心(こころ)心配(しんぱい)を 側(そば)なる者(もの)は何(なに)も知(し)らずに 37
側(そば)なるは仕事(しごと)ばかりを思(おも)ている 見(み)えたるならば文句(もんく)変(か)わるぞ 38
何(ど)のような事(こと)でも先(さき)へ知(し)らし置(お)く 後(あと)で後悔(こうかい)無(な)きようにせよ 39
此(この)世(よう)を初(はじ)めた神(かみ)の事(こと)ならば 何(ど)のような事(こと)も皆(みな)見(み)えてある 40
此(この)度(たび)は何(ど)のような事(こと)も積(つ)み切(き)りて もう差(さ)し抜(ぬ)きは更(さら)に出(で)来(け)んで 41
今迄(いままで)はどんな事(こと)をば言(ゆ)うたとて 未(ま)だじっくりとしたるなれども 42
今日(きょう)の日(ひ)は横目(よこめ)振(ふ)る間(ま)も油断(ゆだん)しな 何時(なんどき)どんな事(こと)が有(あ)るやら 43
今迄(いままで)に筆(ふで)に付(つ)けたる断(こと)わりが さあ見(み)えて来(き)た心(こころ)勇(いさ)むで 44
此(これ)さいか見(み)え来(き)たならば一列(いちれつ)は どんな者(もの)でも陽気(ようき)づくめ哉(や) 45
此(この)心(こころ)どうぞ早(はや)くに一列(いちれつ)は 承知(しょうち)してくれ月日(つきひ)頼(たの)み哉(や) 46
今日(きょう)からは珍(めずら)し事(こと)を言(ゆ)い掛(か)ける 何(なに)を言(ゆ)うとも一寸(ちょと)に知(し)れまい 47
此(この)話(はなし)何(なに)を言(ゆ)うても背(そむ)くなよ 神(かみ)の思(おも)惑(わく)偉(えら)い事(こと)やで 48
此(これ)からの後(あと)なる話(はなし)山(やま)々(やま)の 神(かみ)の残念(ざんねん)晴(は)らす模様(もよう)を 49
此(この)先(さき)は何(なん)ぼ難(むずか)しい病(やまい)でも 息(いき)と手踊(ておど)り皆(みな)救(たす)けるで 50
何(ど)のような難(むずか)しくなる病(やまい)でも 此(これ)治(なお)らんと言(ゆ)うで無(な)いぞ哉(や) 51
今日(きょう)迄(まで)は日柄(ひがら)刻限(こくげん)来(き)たらんで 何(なに)か違(ちが)いも有(あ)りたなれども 52
段々(だんだん)と如何(いか)な事(こと)をも説(と)いて置(お)く どんな事(こと)でも違(ちが)う事(こと)無(な)し 53
此(これ)迄(まで)の道(みち)のすがらと言(ゆ)うものは 真(まこと)難渋(なんじゅう)な道(みち)であれども 54
此(この)先(さき)の道(みち)は何(なん)でも気(き)が勇(いさ)む どんな珍(めずら)し道(みち)が有(あ)るやら 55
とんとんと飛(と)び出(で)る事(こと)を見(み)たとても 心(こころ)案(あん)じはするや無(な)いぞ哉(や) 56
後(あと)なるは万(よろず)月日(つきひ)が引(ひ)き受(う)けて 何時々々(いついつ)迄(まで)も陽気(ようき)づくめに 57
今迄(いままで)は何(なに)ようの話(はなし)したるとも 何時(いつ)の事(こと)なるように思(おも)うて 58
やれ怖(こわ)や聞(き)くより早(はや)くもう見(み)えた どんな事(こと)でも油断(ゆだん)出(で)来(け)んで 59
此(この)先(さき)を日々(にちにち)心(こころ)勇(いさ)めるで どんな事(こと)でも言(ゆ)えば其(その)儘(まま) 60
何(ど)のように難(むずか)しくよう見(み)えたとて 陽気(ようき)勤(づと)めで皆(みな)救(たす)けるで 61
此(これ)からは何(ど)のような仕事(しごと)するやらな 心(こころ)次第(しだい)にどんな事(こと)でも 62
月日(つきひ)には段々(だんだん)心(こころ)残念(ざんねん)を どんな事(こと)でも皆(みな)晴(は)らすでな 63
何(ど)のような事(こと)を言(ゆ)うのも皆(みな)月日(つきひ) 如何(いか)な仕(し)事(こと)をするや知(し)れんで 64
如何(いか)なるの事(こと)が見(み)えるも皆(みな)月日(つきひ) 人間(にんげん)心(こころ)有(あ)ると思(おも)うな 65
今日(こんにち)からは何(ど)のような事(こと)も急(せ)き込(こ)んで どんな働(はたら)きするや知(し)ろまい 66
今(いま)なるの月日(つきひ)の思(おも)う事(こと)なるは 口(くち)は人間(にんげん)心(こころ)月日(つきひ)哉(や) 67
確(しか)と聞(き)け口(くち)は月日(つきひ)が皆(みな)借(か)りて 心(こころ)は月日(つきひ)皆(みな)貸(か)している 68
此(これ)ばかり恨(うら)み有(あ)るなら何(ど)のような 事(こと)も月日(つきひ)が皆(みな)返(かや)すでな 69
何(ど)のような事(こと)を言(ゆ)うのも皆(みな)月日(つきひ) 人間(にんげん)心(ごころ)更(さら)に混(ま)ぜんで 70
如何(いか)程(ほど)に難(むずか)しいように思(おも)たとて 月日(つきひ)引(ひ)き受(う)け案(あん)じ無(な)いぞ哉(や) 71
此(この)先(さき)の道(みち)を楽(たの)しめ一列(いちれつ)は 神(かみ)の残念(ざんねん)晴(は)らしたるなら 72
日々(にちにち)に胸(むね)の掃除(そうじ)に掛(か)かりたら どんな者(もの)でも適(かな)う者(もの)無(な)し 73
此(この)掃除(そうじ)如何(どう)言(ゆ)う事(こと)に思(おも)うかな 月日(つきひ)体内(たいない)皆(みな)入(い)り込(こ)むで 74
此(この)話(はなし)何処(どこ)の事(こと)やと思(おも)うかな 高(たか)い処(ところ)で皆(みな)現(あらわ)すで 75
何(なに)も彼(か)も月日(つきひ)言(ゆ)う事(こと)思案(しやん)せよ 何(なに)を言(ゆ)うても此(これ)違(ちが)わんで 76
世界中(せかいじゅう)一列(いちれつ)心(こころ)澄(す)ましたさ どんな事(こと)をば月日(つきひ)するやら 77
何(ど)のような事(こと)をするのも月日(つきひ)には 救(たす)けたいとの一条(いちじょう)ばかりで 78
此(この)先(さき)を確(たし)か見(み)て居(い)よ一列(いちれつ)は 胸(むね)の掃除(そうじ)がひとり出(で)来(け)るで 79
此(この)掃除(そうじ)すきやかしたる事(こと)ならば 其(その)儘(まま)直(すぐ)に守(まも)り拵(こしら)え 80
此(この)道(みち)を月日(つきひ)の心(こころ)日々(にちにち)に 急(せ)き込(こ)んでいる誰(だれ)も知(し)らずに 81
此(この)道(みち)へ早(はや)く付(つ)いたる事(こと)ならば どんな者(もの)でも皆(みな)勇(いさ)むでな 82
此(この)話(はなし)誰(だれ)がするとは思(おも)うなよ 月日(つきひ)の心(こころ)ばかり言(い)うの哉(や) 83
此(この)世(よう)の真実(しんじつ)なるを世界中(せかいじゅう)へ 如何(どう)してなりと知(し)らしたい故(ゆえ) 84
今日(きょう)迄(まで)は一(いち)日(にち)也(なり)と日(ひ)を延(の)ばし 何(ど)のような事(こと)も控(しか)えいれども 85
此(この)度(たび)はもう日(ひ)が詰(つま)り切(き)るからは どうむ(も)控(しか)える事(こと)は出(で)来(け)んで 86
何時(なんどき)に何(ど)のような事(こと)を聞(き)いたとて 此(これ)は月日(つきひ)の残念(ざねん)立腹(りっぷく) 87
月日(つきひ)には何(ど)のような者(もの)も我(わ)が子(こ)也(なり) 可愛(かわい)ばかりで見(み)てはいれども 88
今迄(いままで)は世界中(せかいじゅう)は一列(いちれつ)に 銘々(めえめえ)思案(しやん)をしてはいれども 89
情(なさ)け無(な)い何(ど)のように思案(しあん)したとても 人(ひと)を救(たす)ける心(こころ)無(な)いので 90
此(これ)からは月日(つきひ)頼(たの)みや一列(いちれつ)は 心(こころ)確(しっか)り入(い)れ替(か)えてくれ 91
此(この)心(こころ)如何(どう)言(ゆ)う事(こと)であるならば 世界(せかい)救(たす)ける一条(いちじょう)ばかりを 92
此(この)先(さき)は世界中(せかいじゅう)は一列(いちれつ)に 万(よろず)互(たが)いに救(たす)けするなら 93
月日(つきひ)にも其(その)心(こころ)をば受(う)け取(と)りて どんな救(たす)けもすると思(おも)えよ 94
此(この)救(たす)け如何(どう)言(ゆ)う事(こと)に思(おも)うかな 疱瘡(ほうそ)せんように確(たし)か請(う)け合(や)う 95
又(また)救(たす)け立毛(りゅうけ)一列(いちれつ)何処(どこ)迄(まで)も 何時(いつ)も豊作(ほうさく)教(おし)えたいから 96
此(この)道(みち)を早(はや)く仕込(しこ)も(う)と思(おも)えども 一列(いちれつ)心(こころ)分(わ)かり無(な)いので 97
世界中(せかいじゅう)何処(どこ)に隔(へだ)ては無(な)い程(ほど)に 一列(いちれつ)思案(しやん)してくれるよう 98
真実(しんじつ)に心(こころ)に定(さだ)め皆(みな)付(つ)いて 神(かみ)の言(ゆ)う事(こと)背(そむ)き無(な)ければ 99
其(それ)よりも月日(つきひ)の心(こころ)確(しっか)りと 受(う)け取(と)り次第(しだい)救(たす)け急(せ)き込(こ)む 100
此(この)救(たす)け一寸(ちょっと)の事(こと)やと思(おも)うなよ 此(これ)は日本(にほん)の一(いち)の口記(こうき)哉(や) 101
此(これ)さいか早(はや)く確(しっか)り見(み)せたなら 何(ど)のような高(たか)い処(ところ)なるとも 102
此(これ)ばかり人間(にんげん)業(わざ)で無(な)いからに 月日(つきひ)自由(じゅうよ)背(そむ)き出(で)来(け)まい 103
したるなら如何(いか)程(ほど)高(たか)い処(ところ)でも 真似(まね)は出(で)来(け)まい思案(しやん)してみよ 104
月日(つきひ)より病(や)まず死(し)なずに弱(よわ)らんの 早(はや)く証拠(しょうこう)出(だ)そ(う)と思(おも)えど 105
一列(いちれつ)は皆(みな)疑(うたご)うて誰(だれ)にても 世界(せかい)並(なみ)やと思(おも)ているので 106
此(この)処(ところ)人間(にんげん)心(ごころ)更(さら)に無(な)し 月日(つきひ)の思(おも)う事(こと)ばかりやで 107
其(その)事(こと)を誰(だれ)でも知(し)らぬ事(こと)やから 分(わ)かり無(な)いのが神(かみ)の残念(ざんねん) 108
此(この)心(こころ)どうぞ真実(しんじつ)一列(いちれつ)の 心(こころ)澄(す)まする模様(もよう)無(な)いかよ 109
心(こころ)さい早(はや)く分(わ)かりた事(こと)ならば 其(その)儘(まま)直(すぐ)に証拠(しょうこ)出(だ)すのに 110
今迄(いままで)は何(ど)のような嘘(うそ)も聞(き)いていた もう此(これ)からは嘘(うそ)は聞(き)かんで 111
此(これ)からは嘘(うそ)を言(ゆ)うたら其(その)者(もの)が 嘘(うそ)になるのも此(これ)が承知(しょうち)か 112
月日(つきひ)には嘘(うそ)と追従(ついしょう)此(これ)嫌(きら)い 此(この)先(さき)なるは月日(つきひ)退(しりぞ)く 113
其(それ)故(ゆえ)に一(いち)日(にち)也(なり)と日(ひ)を延(の)ばし 大抵(たいてい)何(なに)も見(み)許(ゆる)していた 114
此(この)度(たび)の早(はや)く証拠(しょうこう)出(だ)したいと 言(ゆ)うているのを何(なん)と思(おも)うぞ 115
証拠(しょうこう)も如何(どう)言(ゆ)う事(こと)に思(おも)うかな 身(み)の内(うち)よりに確(たし)か試(ため)しを 116
此(この)試(ため)し真(まこと)月日(つきひ)の残念(ざんねん)は 容易(よい)なる事(こと)で無(な)いと思(おも)えよ 117
身(み)の内(うち)に何処(どこ)に不足(ふそく)の無(な)い者(もの)に 月日(つきひ)歪(いが)めて苦労(くろう)掛(か)けたで 118
年限(ねんげん)は三十九年(さんじゅうくねん)も以前(いぜん)にて 心配(しんぱい)苦労(くろう)悩(なや)み掛(か)けたで 119
其(それ)故(ゆえ)に月日(つきひ)言(ゆ)う事(こと)何(なに)事(ごと)も 疑(うたご)うている此(これ)無理(むり)で無(な)い 120
此(この)度(たび)は此(この)胸(むね)の内(うち)すきやかに 晴(は)らす模様(もよう)や此(これ)が第一(だいいち) 121
此(この)心(こころ)月日(つきひ)の方(ほう)へ確(しっか)りと 付(つ)けん事(こと)にはどんな話(はなし)も 122
如何(いか)なるの事(こと)をしたるも皆(みな)月日(つきひ) こんな事(こと)をば誰(だれ)も知(し)ろまい 123
今日(きょう)の日(ひ)は横目(よこめ)振(ふ)る間(ま)も無(な)い程(ほど)に 早(はや)く証拠(しょうこう)出(だ)して見(み)せるで 124
此(これ)見(み)たらどんな者(もの)でも得心(とくしん)せ 何(なに)の話(はなし)も皆(みな)此(この)道理(どうり) 125
今迄(いままで)の此(この)残念(ざんねん)と言(ゆ)うものは 口(くち)で言(ゆ)うような事(こと)で無(な)いぞ哉(や) 126
今迄(いままで)は山(やま)々(やま)残念(ざねん)通(とお)り抜(ぬ)け 此(この)度(たび)此(これ)を晴(は)らしたるなら 127
後(あと)なるはどんな病(やまい)も如何(いか)なるの 事(こと)であろうが皆(みな)救(たす)けるで 128
此(この)世(よう)の人間(にんげん)元(もと)を世界中(せかいじゅう) 知(し)らして置(お)いた事(こと)であるなら 129
其(それ)からはどんな救(たす)けもする程(ほど)に 一言(ひとこと)迄(まで)で皆(みな)救(たす)けるで 130
此(これ)迄(まで)は段々(だんだん)口説(くど)き断(こと)わりを 言(ゆ)うてあれども芯(しん)が分(わ)からん 131
此(この)芯(しん)は如何(どう)言(ゆ)う事(こと)であろうなら 胸(むね)の思案(しやん)を此(これ)が第一(だいいち) 132
何(なに)にても胸(むね)と口(くち)とが違(ちご)うては 神(かみ)の心(こころ)に此(これ)は適(かな)わん 133
真実(しんじつ)が神(かみ)の心(こころ)に適(かな)わねば 如何(いか)程(ほど)心(こころ)盡(つく)したるとも 134
此(これ)ばかり如何(いか)程(ほど)誰(だれ)が相談(そうだん)も とても適(かな)わん月日(つきひ)退(しりぞ)く 135
何(なに)も彼(か)も神(かみ)の言(ゆ)う事(こと)確(しか)と聞(き)け 何(なに)を言(ゆ)うても違(ちが)う事(こと)無(な)し 136
真実(しんじつ)に珍(めずら)し救(たす)け教(おし)えたさ 其処(そこ)で何(ど)のような事(こと)も言(ゆ)うの哉(や) 137
此(この)世(よう)を初(はじ)めてからに無(な)い事(こと)を どんな事(こと)をも教(おし)えたいから 138
此(この)世(よう)の本(ほん)元(もと)なるの真実(しんじつ)を 確(しっか)り承知(しょうち)せねばいかんで 139
此(この)元(もと)を確(しっか)り知(し)りている者(もの)は 何処(どこ)の者(もの)でも更(さら)に有(あ)るまい 140
此(この)度(たび)は本(ほん)真実(しんじつ)を言(ゆ)て聞(き)かす 何(なに)を言(ゆ)うても確(しか)と承知(しょうち)せ 141
此(この)屋敷(やしき)人間(にんげん)初(はじ)め道具(どうぐ)はな いざなぎいいといざなみと也(なり) 142
月(つき)よみとくにさづちいとくもよみと かしこねえとが一(いち)の道具(どうぐ)哉(や) 143
其(それ)よりもをふとのべえと言(ゆ)うのはな 此(これ)は立毛(りゅうけ)の一(いち)の道具(どうぐ)哉(や) 144
次(つぎ)なるはたいしよく天(てん)と言(ゆ)うのはな 此(これ)は世界(せかい)の鋏(はさみ)なるぞ哉(や) 145
此(これ)迄(まで)は(どう)道具(どうぐ)一切(いっさい)皆(みな)寄(よ)せて 何(ど)のような道(みち)も通(とお)り抜(ぬ)けたで 146
此(この)先(さき)は寄(よ)せた道具(どうぐ)を見(み)分(わ)けして 仕込(しこ)む模様(もよう)を急(いそ)ぐばかり哉(や) 147
此(この)者(もの)は何処(どこ)に有(あ)るやと思(おも)うなよ 歳(とし)は十一二人(じゅういちににん)いるぞ哉(や) 148
此(この)人(にん)は人間(にんげん)初(はじ)め掛(か)けたると 立毛(りゅうけ)一切(いっさい)守護(しゅごう)道具(どうぐ)哉(や) 149
今日(きょう)の日(ひ)に何(ど)のような事(こと)も言(ゆ)う程(ほど)に 何(なに)を言(ゆ)うても承知(しょうち)してくれ 150
今迄(いままで)も神(かみ)の思(おも)惑(わく)儘(まま)あれど 日(ひ)が来(き)たらんで控(しか)えいたるで 151
段々(だんだん)ともう日(ひ)が詰(つ)まり切(き)るからは どんな事(こと)でも言(ゆ)うて置(お)くぞ哉(や) 152
此(これ)迄(まで)は何処(どこ)の人(ひと)でも同(おな)じ事(こと) 何(なに)を言(ゆ)うても皆(みな)疑(うたご)うて 153
此(この)度(たび)は本(ほん)真実(しんじつ)であるからに 此(これ)背(そむ)いたら直(すぐ)に返(かや)すで 154
世界(せかい)には雨(あめ)を欲(ほ)しいと思(おも)たとて 此(この)元(もと)なるを誰(だれ)も知(し)ろまい 155
此(この)元(もと)を確(しっか)り言(ゆ)うて掛(か)かるから どんな事(こと)でも承知(しょうち)するなら 156
今日(きょう)の日(ひ)は此世(このよ)初(はじ)めて無(な)い話(はなし) 何(なに)を言(ゆ)うても此(これ)聞(き)いてくれ 157
此(この)世(よう)は神(かみ)の世界(せかい)と言(ゆ)いながら どんな事(こと)でも芯(しん)は知(し)らんで 158
此(この)芯(しん)を誠(まこと)真実(しんじつ)して見(み)せる 此(これ)見(み)たならば皆(みな)得心(とくしん)せ 159
何(ど)のような事(こと)をするのも皆(みな)月日(つきひ) 何(なに)を言(ゆ)うのも皆(みな)月日(つきひ)やで 160
此(この)度(たび)は此(この)世(よ)初(はじ)めて無(な)い事(こと)を どんな事(こと)でも皆(みな)現(あらわ)すで 161
月日(つきひ)には体内(たいない)よりも籠(こも)り居(い)て どんな仕事(しごと)をするや知(し)れんで 162
何(ど)のような夢(ゆめ)を見(み)るのも皆(みな)月日(つきひ) 真(まこと)見(み)るのも皆(みな)月日(つきひ)やで 163
此(この)世(よう)の水(みず)の元(もと)なる事(こと)をばな 未(ま)だ此(これ)迄(まで)は言(ゆ)うた事(こと)無(な)し 164
此(この)度(たび)は本(ほん)真実(しんじつ)の水(みず)の事(こと) どんな話(はなし)をするや知(し)れんで 165
此(この)元(もと)を確(たし)かに言(ゆ)うて掛(か)かるから 世界(せかい)並(なみ)なる事(こと)で言(ゆ)われん 166
今日(きょう)からは何(ど)のような事(こと)も言(ゆ)い掛(か)ける 何(なに)を言(ゆ)うても確(しか)と聞(き)く也(なり) 167
日々(にちにち)に高山(たかやま)にては段々(だんだん)と どんな事(こと)をば頼(たの)み尋(たず)ねる 168
此(これ)さいか見(み)え来(き)たならば何(ど)のような 事(こと)も危(あぶ)なき更(さら)に無(な)いぞ哉(や) 169
今日(きょう)の日(ひ)は何(なに)の話(はなし)をするやらな どんな事(こと)でも承知(しょうち)してくれ 170
銘々(めえめえ)の心(こころ)身(み)の内(うち)何(ど)のような 事(こと)でも確(しか)と皆(みな)現(あらわ)すで 171
此(これ)見(み)たらどんな者(もの)でも真実(しんじつ)に 胸(むね)の掃除(そうじ)がひとり出来(でけ)るで 172
此(この)度(たび)はどんな事(こと)でもすきやかに 現(あらわ)れ出(だ)して皆(みな)して見(み)せる 173
体内(たいない)に何(なに)が有(あ)るやら何(ど)のような 者(もの)でも知(し)りた者(もの)は有(あ)るまい 174
此(この)話(はなし)月日(つきひ)の仕事(しごと)此(これ)を見(み)よ 心(こころ)次第(しだい)に何(なに)をするやら 175
今日(きょう)の日(ひ)は何(なに)も知(し)らずに誰(だれ)にても 世界(せかい)並(なみ)なる事(こと)であれども 176
明日日(あすにち)は如何(どう)言(ゆ)う道(みち)を見(み)るやらな 芯(しん)の心(こころ)が現(あらわ)れて来(く)る 177
此(この)心(こころ)現(あらわ)れ出(で)たる事(こと)ならば 誰(だれ)も背(そむ)きは更(さら)に出(で)来(け)まい 178
此(これ)見(み)たらどんな者(もの)でも真実(しんじつ)に 頭(あたま)傾(かた)げて皆(みな)思案(しやん)する 179
さあ思案(しやん)此(この)心(こころ)さい確(しっか)りと 定(さだ)め付(つ)いたる事(こと)であるなら 180
此(この)話(はなし)月日(つきひ)の心(こころ)ばかりやで 人間(にんげん)心(ごころ)有(あ)ると思(おも)うな 181
此(この)事(こと)を皆(みな)一列(いちれつ)は真実(しんじつ)に 思(おも)て頼(たの)めばどんな事(こと)でも 182