今(いま)の道(みち)何(なん)の道(みち)やと思(おも)ている 何(なに)か分(わ)からん道(みち)であれども 1
此(この)先(さき)は往還(おうかん)道(みち)が見(み)えてある もう彼処(あこ)に有(あ)る此処(ここ)い来(き)た也(なり) 2
此(この)日柄(ひがら)何時(いつ)の事(こと)やと思(おも)ている 五月五日(ごがついつか)に確(たし)か出(で)て来(く)る 3
其(それ)よりもお蔭(かげ)始(はじ)まる此(これ)を見(み)よ 夜昼(よるひる)知(し)れんようになるぞ哉(や) 4
段々(だんだん)と六月(ろくがつ)になる事(こと)ならば 証拠(しょうこ)守(まむ)りをすると思(おも)えよ 5
其(それ)からは段々(だんだん)普請(ふしん)急(せ)き込(こ)んで 何(なに)か忙(いそが)し事(こと)になる也(なり) 6
此(これ)からは神(かみ)の心(こころ)は日々(にちにち)に 急(せ)き込(こ)み有(あ)ると思(おも)いこそ知(し)れ 7
如何(いか)程(ほど)の多(おお)く急(せ)き込(こ)み有(あ)るとても 口(くち)では何(なに)も言(ゆ)うで無(な)いぞ哉(や) 8
此(この)先(さき)は多(おお)く見(み)え来(く)る人(ひと)々を 早(はや)く知(し)らして置(お)こと思(おも)えど 9
段々(だんだん)と珍(めずら)し人(ひと)が見(み)えてある 誰(だれ)が目(めえ)にも此(これ)が見(み)えんか 10
此(これ)からの後(あと)なる話(はなし)山々(やまやま)の 道(みち)を見(み)て居(い)よ珍(めずら)しき道(みち) 11
面白(おもしろ)や多(おお)くの人(ひと)が集(あつ)まりて 天(てん)の与(あた)えと言(ゆ)うて来(く)るぞ哉(や) 12
日々(にちにち)に身(み)に障(さわ)り付(つ)くまた来(き)たか 神(かみ)の待(ま)ち兼(か)ね此(これ)を知(し)らずに 13
段々(だんだん)と勤(つと)めの人衆(にんじゅう)手(て)が揃(そろ)い 此(これ)を合図(あいず)に何(なに)も出(で)掛(か)ける 14
日々(にちにち)の神(かみ)の心(こころ)は段々(だんだん)と 上(かみ)の心(こころ)に早(はや)く見(み)せたら 15
上(かみ)たるは何(なに)も知(し)らずに唐人(とうじん)を 従(したが)う心(こころ)此(これ)が可笑(おか)しい 16
日々(にちにち)に神(かみ)の心(こころ)の急(せ)き込(こ)みは 唐人(とうじん)ころり此(これ)を待(ま)つ也(なり) 17
今迄(いままで)の牛(うし)の先(さき)道(みち)思(おも)てみよ 上(かみ)たる処(ところ)皆(みな)気(き)を付(つ)けよ 18
此(これ)さいか皆(みな)見(み)え来(き)たる事(こと)ならば 世界(せかい)の心(こころ)皆(みな)勇(いさ)み来(く)る 19
何(なに)にても世界(せかい)の心(こころ)勇(いさ)むなら 神(かみ)の心(こころ)も皆(みな)勇(いさ)む也(なり) 20
今日(きょう)の日(ひ)は如何(いか)なる道(みち)と思(おも)うかな 珍(めずら)し事(こと)が見(み)えて来(く)るぞ哉(や) 21
段々(だんだん)に何(なに)かの事(こと)も見(み)えて来(く)る 如何(いか)なる道(みち)も皆(みな)楽(たの)しめよ 22
日々(にちにち)に陽気(ようき)勤(づと)めの手(て)が付(つ)けば 神(かみ)の楽(たの)しみ如何(いか)程(ほど)の事(こと) 23
早(はや)々と勤(つと)めの人衆(にんじゅう)待(ま)ち兼(か)ねる 側(そば)な心(こころ)は何(なに)を思(おも)う哉(や) 24
如何(いか)なるの病(やまい)と言(ゆ)うて無(な)いけれど 身(み)に障(さわ)り付(つ)く神(かみ)の用向(ようむ)き 25
用向(ようむ)きも何(なに)の事(こと)やら一寸(ちょと)知(し)れん 神(かみ)の思惑(おもわく)山々(やまやま)の事(こと) 26
何(なに)も彼(か)も神(かみ)の思(おも)惑(わく)何(なに)にても 皆(みな)説(と)いたなら心(こころ)勇(いさ)むで 27
段々(だんだん)に何(なに)も思(おも)惑(わく)説(と)き切(き)れば 身(み)の内(うち)よりも涼(すず)やかになる 28
また先(さき)の陽気(ようき)勤(づと)めを待(ま)ち兼(か)ねる 何(なん)の事(こと)なら神楽(かぐら)勤(づと)め哉(や) 29
世界中(せかいじゅう)多(おお)くの人(ひと)であるけれど 神(かみ)の心(こころ)を知(し)りた者(もの)無(な)し 30
此(この)度(たび)は神(かみ)の心(こころ)の真実(しんじつ)を 何(なに)か委細(いさい)を皆(みな)教(おし)えるで 31
何(なに)にても神(かみ)一条(いちじょう)を知(し)りたなら 唐(から)に負(ま)けそな事(こと)は無(な)いぞ哉(や) 32
此(この)先(さき)は唐(から)と日本(にほん)を速(すみ)やかに 段々(だんだん)分(わ)ける模様(もよう)ばかりを 33
此(これ)さいか早(はや)く分(わ)かりた事(こと)ならば 神(かみ)の残念(ざんねん)晴(は)れる事(こと)也(なり) 34
真実(しんじつ)の神(かみ)の残念(ざんねん)晴(は)れたなら 世界(せかい)の心(こころ)皆(みな)勇(いさ)み出(で)る 35
段々(だんだん)と世界中(せかいじゅう)を真実(しんじつ)に 救(たす)ける模様(もよう)ばかりするぞ哉(や) 36
其(その)後(あと)は病(やまい)まず死(し)なずに弱(よわ)らずに 心(こころ)次第(しだい)に何時(いつ)迄(まで)も居(い)よ 37
また先(さき)は年限(ねんげん)経(た)ちた事(こと)ならば 年(とし)を寄(よ)る目(め)は更(さら)に無(な)いぞ哉(や) 38
今迄(いままで)は何(なに)の事(こと)でも知(し)れなんだ 此(これ)から先(さき)は皆(みな)教(おし)えるで 39
今(いま)ではな皆(みな)の心(こころ)と内(うち)なるの 心(こころ)が大(おお)い違(ちが)いなれども 40
明日日(あすにち)は何(なん)でも頼(たの)み掛(か)けるでな 神(かみ)の言(い)い条(じょう)に付(つ)かねばならん 41
日々(にちにち)に身(み)に障(さわ)り付(つ)く得心(とくしん)せ 心(こころ)違(ちが)いを神(かみ)が知(し)らする 42
銘々(めえめえ)の身(み)の内(うち)よりも思案(しあん)して 心(こころ)定(さだ)めて神(かみ)に凭(もた)れよ 43
何(なに)にても神(かみ)の思(おも)惑(わく)深(ふか)く有(あ)る 側(そば)なる者(もの)は其(それ)を知(し)らずに 44
今日(きょう)迄(まで)は何(なに)よ(う)の道(みち)も見(み)えねども 早(はや)く見(み)えるで思案(しあん)定(さだ)めよ 45
此(この)道(みち)を早(はや)く知(し)らそ(う)と思(おも)えども 悟(さと)りが無(の)うて此(これ)が難(むずか)しい 46
段々(だんだん)と筆(ふで)に知(し)らしてあるけれど 悟(さと)り無(な)いのが神(かみ)の残念(ざんねん) 47
何(なに)にても神(かみ)の言(ゆ)う事(こと)確(しか)と聞(き)け 皆(みな)銘々(めえめえ)の心(こころ)次第(しだい)哉(や) 48
真実(しんじつ)に心(こころ)勇(いさ)んで思案(しやん)して 神(かみ)に凭(もた)れて陽気(ようき)勤(づと)めを 49
此(この)話(はなし)何(なに)の事(こと)やと思(おも)うなよ 肥(こえ)一条(いちじょう)の話(はなし)なるぞ哉(や) 50
肥(こえ)やとて何(なに)が効(き)くとは思(おも)うなよ 心(こころ)の誠(まこと)真実(しんじつ)が効(き)く 51
真実(しんじつ)の心(こころ)見(み)定(さだ)め付(つ)いたなら 如何(いか)な守護(しゅごう)もすると思(おも)えよ 52
確(しか)と聞(き)け万(よろず)の事(こと)を皆(みな)教(おし)え 何処(どこ)に隔(へだ)ては更(さら)に無(な)いぞ哉(や) 53
何(ど)のような処(ところ)の人(ひと)が出(で)て来(き)ても 皆(みな)因縁(いんねん)の者(もの)であるから 54
人間(にんげん)を始(はじ)め出(だ)したる屋敷(やしき)也(なり) 其(その)因縁(いんねん)で天降(あまくだ)りたで 55
此(この)先(さき)は世界中(せかいじゅう)を一列(いちれつ)に 救(たす)け守護(しゅごう)を皆(みな)教(おし)えるで 56
段々(だんだん)と万(よろず)救(たす)けを皆(みな)教(おし)え 唐(から)と日本(にほん)を分(わ)けるばかり哉(や) 57
日々(にちにち)に唐(から)と日本(にほん)を分(わ)ける道(みち) 神(かみ)の急(せ)き込(こ)み此(これ)が一条(いちじょう) 58
此(この)道(みち)を早(はや)く分(わ)けたる事(こと)ならば 後(あと)の万(よろず)は神(かみ)の儘(まま)也(なり) 59
今日(きょう)の日(ひ)は何(なに)か珍(めずら)し初(はじ)め出(だ)し 万(よろず)因縁(いんねん)皆(みな)付(つ)いて来(く)る 60
因縁(いんねん)も多(おお)くの人(ひと)であるからに 何処(どこ)に隔(へだ)ては有(あ)ると思(おも)うな 61
此(この)世(よう)を始(はじ)めた神(かみ)の事(こと)ならば 世界(せかい)一列(いちれつ)皆(みな)我(わ)が子(こ)也(なり) 62
一列(いちれつ)の子供(こども)が可愛(かわい)其(それ)故(ゆえ)に 色々(いろいろ)心(こころ)盡(つく)し切(き)る也(なり) 63
此(この)子供(こども)何(なに)も教(おし)えて早々(はやばや)と 神(かみ)の心(こころ)の急(せ)き込(こ)みを見(み)よ 64
段々(だんだん)と子供(こども)の出世(しゅっせ)待(ま)ち兼(か)ねる 神(かみ)の思(おも)惑(わく)此(これ)ばかり也(なり) 65
子供(こども)さい早(はや)く表(おもて)い出(だ)したなら 唐(から)を日本(にほん)の地(じい)にする也(なり) 66
真実(しんじつ)に子供(こども)の心(こころ)確(しか)とせよ 神(かみ)の心(こころ)は急(せ)くばかりやで 67
日々(にちにち)に神(かみ)の急(せ)き込(こ)み此(この)悩(なや)み 早(はや)く救(たす)ける模様(もよう)してくれ 68
内(うち)なるは上(かみ)を思(おも)うていずみいる 怖(こわ)み無(な)いぞや神(かみ)の請(う)け合(や)い 69
今迄(いままで)と道(みち)が変(か)わりてある程(ほど)に 早(はや)く急(せ)き込(こ)み往還(おうかん)の道(みち) 70
此(この)道(みち)は何時(いつ)の事(こと)やと思(おも)ている 早(はや)く出(で)てみよもう今(いま)の事(こと) 71
段々(だんだん)と筆(ふで)に知(し)らしてある程(ほど)に 早(はや)く心(こころ)に悟(さと)り取(と)るよう 72
此(これ)さいか早(はや)く悟(さと)りが付(つ)いたなら 身(み)の内(うち)悩(なや)み涼(すず)やかになる 73
勤(つと)めでも初(はじ)め手踊(ておど)りまた神楽(かぐら) 一寸(ちょっと)の細(ほそ)道(みち)付(つ)けてあれども 74
段々(だんだん)と草(くさ)がしこりて道(みち)知(し)れず 早(はや)く本(ほん)道(みち)付(つ)ける模様(もよう)を 75
日々(にちにち)に心(こころ)勇(いさ)んで急(せ)き込(こ)めよ 早(はや)く本(ほん)道(みち)付(つ)けた事(こと)なら 76
真実(しんじつ)に此(この)本(ほん)道(みち)が付(つ)いたなら 末(すえ)は頼(たの)もしい陽気(ようき)づくめ哉(や) 77
村方(むらかた)は尚(なお)も救(たす)けを急(せ)えている 早(はや)く思案(しあん)をしてくれるよう 78
世界中(せかいじゅう)神(かみ)のたあには皆(みな)我(わ)が子(こ) 一列(いちれつ)は皆(みな)親(おや)と思(おも)えよ 79
世界中(せかいじゅう)説教(せっきょう)として始(はじ)め掛(か)け 説(と)いて聞(き)かする聞(き)きに行(い)く也(なり) 80
如何(いか)程(ほど)に見(み)えたる事(こと)を言(ゆ)うたとて 元(もと)を知(し)らねば分(わ)かる芽(め)は無(な)し 81
段々(だんだん)と無(な)い事(こと)ばかり言(ゆ)て置(お)いて 其(それ)出(で)たならば此(これ)が真(まこと)哉(や) 82
一列(いちれつ)に神(かみ)に凭(もた)れる此(この)子供(こども) 早(はや)く表(おもて)い出(で)る模様(もよう)せよ 83
真実(しんじつ)に表(おもて)出(で)ようと思(おも)うなら 心(こころ)静(しず)めて芯(しん)を尋(たず)ねよ 84
此(この)子供(こども)真実(しんじつ)よりも胸(むね)の内(うち) 見(み)定(さだ)め付(つ)けばいかな模様(もよう)も 85
日々(にちにち)に神(かみ)の心(こころ)は急(せ)き込(こ)めど 子供(こども)の心(こころ)分(わ)かり無(な)いので 86
子供(こども)でも一寸(ちょっと)の人(ひと)では無(な)いからに 多(おお)くの胸(むね)が更(さら)に分(わ)からん 87
今迄(いままで)は学問(がくもん)なぞと言(ゆ)うたとて 見(み)えて無(な)い事(こと)更(さら)に知(し)ろまい 88
此(この)先(さき)は見(み)えて無(な)い事(こと)段々(だんだん)と 万(よろず)の事(こと)を皆(みな)説(と)いて置(お)く 89
此(これ)からは此(この)世(よ)初(はじ)めて無(な)い勤(つと)め 段々(だんだん)教(おし)え手(て)を付(つ)ける也(なり) 90
此(この)勤(つと)め世界中(せかいじゅう)の救(たす)け道(みち) 唖(おし)でも物(もの)を言(ゆ)わす事(こと)也(なり) 91
日々(にちにち)に勤(つと)めの人衆(にんじゅう)確(しか)とせよ 心(こころ)静(しず)めて早(はや)く手(て)を付(つ)け 92
此(この)勤(つと)め何(なに)の事(こと)やと思(おも)ている 世界(せかい)治(おさ)めて救(たす)けばかりを 93
此(この)道(みち)が確(たし)か見(み)えたる事(こと)ならば 病(やまい)の根(ねえ)は切(き)れて終(しま)うで 94
真実(しんじつ)の心(こころ)次第(しだい)に何(いず)方(かた)も 如何(いか)な守護(しゅごう)もせんと言(ゆ)わんで 95
今(いま)の道(みち)神(かみ)の急(せ)き込(こ)み内(うち)なるは 案(あん)じ無(な)いぞや確(しか)と見(み)て居(い)よ 96
此(これ)迄(まで)と道(みち)が変(か)わると言(ゆ)うてある 神(かみ)は違(ちが)うた事(こと)は言(ゆ)わんで 97
此(この)先(さき)は神(かみ)の心(こころ)の急(せ)き込(こ)みを 口(くち)ではどうむ(も)言(ゆ)うに言(ゆ)われん 98
如何(いか)程(ほど)に難(むずか)しい事(こと)と言(ゆ)うたとて 説(と)かずに居(い)ては分(わ)かる芽(め)は無(な)し 99
日々(にちにち)に神(かみ)の思(おも)惑(わく)段々(だんだん)と 説(と)いて置(お)くぞや此(これ)聞(き)いてくれ 100
此(この)道(みち)は何(なに)か難(むずか)しい珍(めずら)しい 道(みち)であるぞや確(たし)か見(み)て居(い)よ 101
此(この)道(みち)を通(とお)り抜(ぬ)けたら其(その)先(さき)は 唐(から)は日本(にほん)の地(ぢい)にしてある 102
唐(から)の地(ぢ)を日本(にほん)の地(ぢい)にしたならば 此(これ)末代(まつだい)の生(い)き通(どおり)り也(なり) 103
此(この)世(よう)を治(おさ)めるも上(かみ)天(てん)も神(かみ) 上(かみ)と神(かみ)との心(こころ)分(わ)けるで 104
段々(だんだん)と見(み)えん事(こと)をば言(ゆ)て置(お)いて 先(さき)で見(み)えたら此(これ)が神(かみ)やで 105
如何(いか)程(ほど)に見(み)えたる事(こと)を言(ゆ)うたとて 先(さき)で見(み)えねば分(わ)かり有(あ)るまい 106
此(これ)からは世界中(せかいじゅう)の胸(むね)の内(うち) 上下(かみしも)共(とも)に分(わ)けて見(み)せるで 107
此(これ)を見(み)よ世界(せかい)も内(うち)も隔(へだ)て無(な)い 胸(むね)の内(うち)より掃除(そうじ)するぞ哉(や) 108
此(この)掃除(そうじ)難(むずか)しい事(こと)であるけれど 病(やまい)と言(ゆ)うは無(な)いと言(ゆ)て置(お)く 109
何(ど)のような痛(いた)み悩(なや)みも出来物(でけもの)や 熱(ねつ)も下(くだ)りも皆(みな)埃(ほこり)やで 110
此(この)世(よう)を始(はじ)めてからに何(なに)も彼(か)も 上(かみ)へ教(おし)えた事(こと)は有(あ)るまい 111
此(この)度(たび)は何(なに)か万(よろず)を上(かみ)たるへ 知(し)らして置(お)いた事(こと)であるなら 112
其(それ)からは中(なか)には思案(しやん)するも有(あ)ろ 皆(みな)寄(よ)り合(よ)うて話(はなし)したなら 113
其(その)中(なか)に真実(しんじつ)心(こころ)頼(たの)もしい 思(おも)て思案(しあん)をする者(もの)も有(あ)る 114
此(この)道(みち)を上(かみ)へ通(とお)りた事(こと)ならば 神(かみ)の自由(じゅうよう)直(すぐ)に現(あらわ)す 115
此(この)世(よう)を始(はじ)めた神(かみ)の自由(じゅうよう)を 見(み)せたる事(こと)は更(さら)に無(な)いので 116
何(なに)にても知(し)らん間(あいだ)は其(その)儘(まま)や 神(かみ)の自由(じゅうよう)知(し)らしたるなら 117
此(これ)聞(き)いて皆(みな)一列(いちれつ)は思案(しあん)せよ 何(なに)か万(よろず)は心(こころ)次第(しだい)哉(や) 118
今日(きょう)の日(ひ)は何(なに)が見(み)えるや無(な)いけれど 六月(ろくがつ)を見(み)よ皆(みな)出(で)掛(か)けるで 119
今迄(いままで)は高(たか)い山(やま)やと言(ゆ)うている 谷底(たにそこ)にてはしけんばかりを 120
此(これ)からは高山(たかやま)にても谷底(たにそこ)も 元(もと)初(はじ)まりを言(ゆ)うて聞(き)かする 121
此(この)世(よ)の初(はじ)まり出(だ)しは泥(どろ)の海(うみ) 其(その)中(なか)よりも泥鰌(どじょう)ばかり哉(や) 122
此(この)泥鰌(どじょう)何(なに)の事(こと)やと思(おも)ている 此(これ)人間(にんげん)の種(たね)であるぞ哉(や) 123
此(この)者(もの)を神(かみ)が引(ひ)き上(かみ)げ食(く)てしもて 段々(だんだん)守護(しゅごう)人間(にんげん)と成(な)し 124
其(それ)よりも神(かみ)の守護(しゅごう)と言(ゆ)うものは 並(なみ)大抵(たいてい)な事(こと)で無(な)いぞ哉(や) 125
此(この)話(はなし)一寸(ちょっと)の事(こと)やと思(おも)うなよ 世界(せかい)一列(いちれつ)救(たす)けたいから 126
日々(にちにち)に神(かみ)の心(こころ)の真実(しんじつ)は 深(ふか)い思(おも)惑(わく)有(あ)ると思(おも)えよ 127
今迄(いままで)は日本(にほん)が唐(から)に従(したご)うて 儘(まま)にしられた神(かみ)の残念(ざんねん) 128
此(この)返(かや)し神(かみ)の働(はたら)き此(これ)を見(み)よ 如何(いか)な者(もの)でも真似(まね)は出来(でけ)まい 129
如何(いか)程(ほど)の剛的(ごうてき)たると言(ゆ)うたとて 神(かみ)が退(しりぞ)く此(これ)敵(かな)いまい 130
何(なに)にても皆(みな)一列(いちれつ)は此(この)道理(どうり) 神(かみ)が自由(じゅうよう)すると思(おも)えよ 131
思案(しやん)せよ若(わか)い年寄(としより)弱(よわ)きでも 心(こころ)次第(しだい)に如何(いか)な自由(じゅうよう) 132
今迄(いままで)も同(おな)じ暮(く)らしていたるとも 神(かみ)の自由(じゅうよう)知(し)りた者(もの)無(な)し 133
此(これ)からは万(よろず)の事(こと)を皆(みな)説(と)くで 心(こころ)違(ちが)いの無(な)いようにせよ 134