此からは往還道を付け掛ける 世界の心皆勇めるで 1
上たるは心勇んで来る程に 何時に来る刻限が来た 2
茶摘んで後刈り取りてしも(まう)たなら 後い出るのは陽気勤め哉 3
此勤め何処から来ると思うかな 上たる処勇み来るぞ哉 4
段々と神の守護と言うものは 珍し事を皆仕掛けるで 5
日々に神の心の急き込みを 皆一列は何と思てる 6
何にても病痛みは更に無し 神の急き込み手引きなるぞ哉 7
急き込みも何故なると言うならば 勤めの人衆欲しい事から 8
此勤め何の事やと思ている 万救けの模様ばかりを 9
此救け今ばかりとは思うなよ 此末代の口記なるぞ哉 10
一寸話逆上せかんてき言うている 病では無い神の急き込み 11
段々と真実神の一条を 説いて聞かせど未だ分かり無い 12
早々と表出ようと思えども 道が無うては出るに出られん 13
此道を早く付けよと思えども 他なる処で付ける処無し 14
此道を真実思う事ならば 胸の内より万思案せ 15
此話何の事やと思ている 神の打ち分け場処急き込む 16
此道が一寸見え掛けた事ならば 世界の心皆勇み出る 17
何にても神の言う事確と聞け 屋敷の掃除出来た事なら 18
もう見える横目振る間も無い程に 夢見たように埃散るぞ哉 19
此埃すきやか払た事ならば 後は万の救け一条 20
此先は段々勤め急き込んで 万救けの模様ばかりを 21
世界中何処が悪しきや痛み処 神の道教せ手引き知らずに 22
此世に病と言うて無い程に 身の内障り皆思案せよ 23
日々に神の急き込み此救け 皆一列は何と思てる 24
高山のお池に湧いた水なれど 出端は濁りごもく混りで 25
段々と心静めて思案する 澄んだる水と変わり来るぞ哉 26
山中の水の中いと入り込んで 如何なる水も澄ます事也 27
日々に心盡する其方は 胸を治めよ末は頼もしい 28
此からは高山池い飛び入り 如何なごもくも掃除する也 29
ごもくさいすきやか出してしもたなら 後なる水は澄んである也 30
此からは唐と日本の話する 何を言うとも分かり有るまい 31
唐人が日本の地い入り込んで 儘にするのが神の立腹 32
段々と日本救ける模様立て 唐人神の儘にする也 33
此先は唐と日本を分けるでな 此分かりたら世界治まる 34
今迄は上たる心分からいで 世界並やと思ていた也 35
此からは神が体内入り込んで 心速やか分けて見せるで 36
日々に寄り来る人に断わりを 言えば段々尚も増すで 37
如何程の多くの人が来たるとも 何も案じな神の引き受け 38
珍しい此世始めの甘露台 此が日本の治まりとなる 39
高山に火と水とが見えてある 誰が目にも此が見えんか 40
段々と如何な話も説いてある 確かな事が見えてあるから 41
幸せを良きようにとて十分に 身に付いて来る此を楽しめ 42
何も彼も強欲盡し其上は 神の立腹見えて来るぞ哉 43
段々と十五日より見え掛ける 善と悪とは皆現れる 44
此話何処の事とも言わんでな 見えて来たれば皆得心せ 45
高山の日本の者と唐人と 分ける模様も此も柱哉 46
唐人と日本の者と分けるのは 火と水とを入れて分けるで 47